昨年の1月に行った「あの日、言えなかったこと」展を
スライドショーにしました。
写真は五十嵐公さん。
短い時間で的確にわたしの作品の空気を
写してくれました。
ワークス→あの日、言えなかったこと。
でご覧になれます。ぜひ。
そして、どのことばが響いたか
教えてくださるとうれしいです。
http://watacotoba.com/couldntsay/index.html
いつも、作品は白い布をハンカチに仕立てたものを
使用しているのですが、
今回、あらたな試みとして
古いハンカチをキャンバスとしています。
骨董屋で見つけたものや
昔、先輩にお誕生日祝いとしていただいたもの、
そして、おばあちゃんちのたんすに
ぎっしり詰まっていた、たくさんのハンカチ。
それぞれのハンカチの色や形、
もともとの刺繍からも
インスピレーションをもらって
自分のひきだしを飛び越えたところで
作品作りすることができました。
どうぞ、お楽しみに。
綿子個展
5/2〜11 @ギャラリーMANOMA
2014年5月3日(土)〜5月11日(日)
根津と千駄木のまんなかで3回目となる個展を開きます。
このあたりはちょっと面白いカフェやギャラリーが点在し、
ちょうど五月はつつじが見頃です。
ぜひお散歩がてらお立寄りください。
清 綿子 個展 ―とちゅうのひとー
2014年5月3日(土)〜5月11日(日)
休日・祝日 12:00-19:00
平日 13:00-20:00
場所:GALLERY MANOMA
東京都文京区千駄木2-44-5
電話03-6311-2496
綿子は平日は仕事が終わり次第、駆けつけます。
休日は常駐しています。
5月3日(土)〜5月11日(日)
GALLERY MANOMA@千駄木
にて、個展を開きます。
先日、DMのための撮影をしました。
今回お願いしたのは五十嵐公さん。
毎回、ちがうカメラマンさんにお願いするという
贅沢なことをしています。
カメラマンさんのフィルターを通して
自分の作品を見ると、またいろんな発見があります。
五月の千駄木、根津は
つつじが見頃だそうです。
ぜひ、いらしてください。
降る雪を眺めていたら、
「ゆき」と「すき」は発音が似ているなあ、と思いました。
昔、そんな映画もあったような。
大人になってから、「すき」と意思表示する機会なんてなくなったけど
いい言葉なんだから、もっとさらっと
使ってもいいんじゃないかな。
雪がふんわり降るくらいのささやかさで。
お世話になった人にプレゼントを贈るとき
リボンに「すき」を刺繍してみる。
でも大人だから、
ちょっとは照れることにして
降る雪にまぎれさせてみる。
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というわけで、
綿子が西荻窪にて刺繍のワークショップを行います。
バレンタインに向けて1月に作るのは「告白リボン」。
大切なかたへの想いをリボンの刺繍にこめて。
アイディア次第でオブジェやしおりにも。
材料や道具はこちらで用意します。
初心者も大歓迎。各回4名様女性限定。
ご参加、お待ちしております。
【開催概要】
日時:1月25日(土)13時〜
1月26日(日)13時〜 各回とも約二時間
場所:綿子アトリエ@西荻窪
参加費:1000円(お茶・おもてなしつき)
作るもの:片面サテンリボン約1mに刺繍。柄はどちらかひとつをお選びください。
ご予約は、ご希望の日時とご希望の柄(「すき」or「ゆき」柄)を明記のうえ、info@watacotoba.comまでメールくださいませ。
みなさま、メリークリスマス!
昨日、思い立って
来年の手帳のカバーを作ってみました。
2014を指のサインで表しました。
2はsmile
0はsearch
1はexpression
4はsurprise!
面白い一年になりますように。
来年もよろしくお願いします。
11/30と12/1に行われた刺繍教室。
おかげさまで、
とても楽しく温かな雰囲気で進めることができました。
それぞれ初対面のみなさんが
どれだけ打ち解けてくださるかと心配していましたが、
みなさん、リラックスして心を開いてくださって
おしゃべりが弾みました。
図案は私が考えたものですが、
配置や糸の色、組み合わせる言葉などは自由に考えてもらいました。
「そうきたか!」と教えられることがたくさんありました。
自分の中だけで完結せず、
こうやって人の手を借りることで
ぜんぜんちがう世界につれていってもらえるのだなあと
思いました。
教室を開いて本当によかった!
参加者のみなさま、あらためまして
ありがとうございました。
どの方のも、誰とも違う、世界にひとつだけの作品です。どうぞ完成させてくださいね!
次回の刺繍教室は
1月25日(土)、26日(日)に開催予定です。
またお知らせいたします。
11月30日(土)、12月1日(日)の13時〜
西荻窪にて刺繍教室を開催します!
刺繍をするのはウクライナ製(ウズベキスタンだったかも?)の巾着袋。
材料や刺繍道具はすべてお貸し出しいたします。
初心者大歓迎。丁寧にゆっくりとお教えします。
参加費は1000円(お茶・おもてなしつき)
ご予約のかたはinfo@watacotoba.comへ、氏名、ご連絡先、参加希望日時を明記のうえメールくださいませ。
【開催概要】
日時: 11月30日(土)13時〜
12月1日(日)13時〜 約二時間
参加費: 1000円(お茶・おもてなしつき)
集合場所: 西荻窪駅改札 綿子アトリエへご案内いたします。
内容:
綿子図案を施した巾着袋「永遠ぽち袋」を刺繍します。大きいサイズは写真や手紙をいれても。小さいサイズは指輪などアクセサリーを入れて。大/小どちらかひとつお選びください。ことばや刺繍糸の色はご自分でアレンジしてOKです。
「永遠ぽち袋」とは:
誰かにお礼をしたいとき、このぽち袋に入れて渡してください。受け取った人は次の誰かにお礼をするときに。そうやって「ありがとう」の気持ちが人から人へ続くといいな。「ありがとう」を言いたくなるようないいことがその人にずっと続くといい。そんな気持ちをこめて「永遠ぽち袋」と名付けました。
前回の個展で、イラストレーターのカズモトトモミさんが
ハンカチをオーダーしてくれました。
見るだけで幸せな気持ちになれるハンカチを
ということだったので、
「おまもりハンカチ」というテーマで
作りました。
あれこれ考えていたら
こんなに時間がかかってしまい、
ごめんなさい、という連絡をすると
「綿子さんが作りたいと思ったときに作ったものがほしいからいいんです」って言ってくれました。
そんなすてきな言葉に甘えに甘えて
本当に作りたいときにだけ作って完成した、
とても贅沢なハンカチになりました。
そして本日ようやくお渡しすることができました。
箱をあけたカズモトさんが、
ほんとうに、噛みしめるようにハンカチをじっと見て下さって
それがとても嬉しかったです。
このハンカチにもじつは「ことば」が隠れています。
それは
わ た し は す き
ということば。
自分の世界をしっかり持っているカズモトさん。
誰がどう言おうと私はすき。
そんなパワーを持っているカズモトさんは
私が尊敬するアーティストです。
これからもたくさんのすてきな生き物たちを生み、
それらがたくさんのすてきな出会いを運んでくれると思います。
その近未来予想図を
刺繍にしてみました。
カズモトさんHP
http://www.kazmo100.com/
春がきました。
というのに、いきなり冬の回顧録。
個展期間中、電車が止まるほどの大雪が降りました。
外はまるで雪国。
今日はお客さん、こないだろうなあ…
と、山小屋に閉じ込められたような気持ちでいたら、
雪をかきわけかきわけ
きてくださったお客様たち。
しかも不思議なことに、
ひとりが帰ったと思ったら、またひとり…と
まるで順番に私の話相手をしてくれるみたいに。
夜になって、DMの撮影もしてくれた
カメラマンの武藤奈緒美さんがきてくれました。
そして写真を撮ってくれました。
あとで、送ってくださった写真をみたら、
しんとした、雪の夜に
ぽっかりと個展会場だけ明かりが灯っていて…。
こんなふうな作品でありたいと思いました。
「ここに、あかりがあったんじゃん」
って、ほっとしてもらえるような。