知り合いの作家「凪(なぎ)」さんの小説の装画をしました。
小説を読んで、そのイメージを刺繍…という、
まだやったことがないことを
信頼して依頼下さったのがうれしかったです。
ブクログ パブーという電子書籍のサイトで
無料で読めます。
http://p.booklog.jp/book/67602
「祈り」凪
人の痛みは、どれぐらいで癒えるのだろうか。2011年3月11日から10年後、美咲と隼人の二人は仙台に戻ってきた。あの日、失ったものと向かい合うために――。それはこの10年間の軌跡を辿る旅でもあった。
(紹介文より)
私もずっと忘れないで関わっていきたい震災がテーマの小説です。
読みながら、何度も涙しました。
この小説に書かれている「祈り」は、
自分の手を合わせる祈りではなくて、
自分と誰かの手を合わせる祈りではないかと思います。
そう考えて、この刺繍になりました。
「ことばハンカチ展2」が終わり、はや一ヶ月。
ようやく、「しりとりハンカチ」が完成いたしました。
ご参加のみなさまに感謝をこめて…。
リンクを貼りますので、ぜひご覧下さい。
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.456569291082521.102365.290397814366337&type=1&l=71f8bd674b
ご来場、誠にありがとうございました。
みなさまのおかげで
世界にひとつの「しりとりハンカチ」が2枚もできましたよ!
日曜日はたくさんのかたにご来場いただきました!
小学一年生や男性がはじめての刺繍に挑戦してくれたり、
にぎやかな一日。
しりとりハンカチはルービックキューブまで進みました!
月曜日は大雪が降りましたが、
そのなかをワークショップにやってきてくださった方が!
雪の降るなか、ちいさな部屋で
三人で刺繍…
山小屋で針仕事をしているようで
ゆったりした時間が流れていました。
その後、電車が止まったと聞き、
あー今日は誰もこないな…と
諦めていたら、
西荻窪在住の女の子がぶらりと入ってきてくれ、
刺繍しながらおしゃべり、
DMを撮影してくれた武藤さんや、お仕事でお世話になっているかたも
雪を踏み分け、ご来場くださいました。
ひとりひとりに、じっくり展示を見ていただき、
刺繍しながらおしゃべり。
手を動かしながら話すと
こんなに会話が優しく弾むのだなぁと思いました。
面と向かってだと、話せないことも
手元のハンカチをチクチク縫いながらだと
ぽつぽつと本当の言葉が出てくる気がします。
しりとりハンカチは二枚目に突入。
最後は「うし」
今日は「し」からのスタートです。
どうぞゆっくりしに来てください。
「ことばハンカチ展」がスタートしました!
会場では、みなさまに刺繍で絵しりとりを体験して
いただく「刺繍小屋」が登場!
昨日の最後のことばは「ルービックキューブ」
今日は「ブ」からのスタートです。
みなさまのご参加、お待ちしています!
個展期間中、1月13日(日)14日(祝)の12時〜13時に
「ことばハンカチ」のワークショップを開催します。
各回3名様限定 参加費1500円です。
お申し込みは綿子ホームページ内の「メール」をクリック!
【ことばハンカチ刺繍教室】
日時/1月13日(日)、14日(祝)
12時〜13時
場所/ギャラリーカドッコ http://cadocco.jimdo.com
内容/ことばハンカチの「手ばなす」「ちいさいちいさい」のどちらかお好きな柄を、白いハンカチに刺繍するワークショップです。基本のステッチから教えますので、初心者のかたも安心してご参加ください。
針や刺繍糸、ハンカチなど材料と刺繍道具はこちらでご用意いたします。各回3名様限定。
参加費/1500円(当日お支払い)
申込/この綿子ホームページのメールボタンより下記の内容を明記のうえ、ご応募ください。
●お名前
●年齢
●電話番号(当日連絡に使います)
●メールアドレス
●希望日時 13日/14日
●希望のハンカチ 手ばなす/ちいさいちいさい
応募参加者多数の場合は、抽選とさせていただきます。
みなさまのご応募、お待ちしています!
年明け、1月12日(土)から16日(水)まで
西荻窪にて「ことばハンカチ展2」を開催します。
今回ははじめて「おしゃべりできる」ギャラリーcadoccoでの開催です。
とはいえ、自分の作品を見られるのは
目の前で日記を読まれるようなもの…
たぶん私、通常よりかなり無口だと思われますw。
寒い季節ですが、
心を温かくするような作品を作りますので
どうぞいらしてください。
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清綿子個展
「ことばハンカチ展2
あの日、言えなかったこと」
2013年1月12日(土)〜16日(水)
12時〜19時 16日のみ18時まで
※13日(日)、14日(祝)の12時〜13時にワークショップを開催予定。
ギャラリー カドッコ
http://cadocco.jimdo.com
【行き方】
西荻窪駅北口を出て、左手にあるSEIYU入り口を入り、
まっすぐに店内を通り抜けて、西側出口より出る。
高架の右側にある道をお花屋さんを右手にそのまま直進
東京都杉並区西荻北3-8-9
??03-6913-7626
本日、メトロミニッツさん後援のもと、
「あなただけのことばハンカチ刺繍教室」無事、終了しました。
ひとに刺繍を教えるのははじめてでドキドキしていたのですが、
参加者のみなさまの温かい雰囲気に助けられ、
楽しんで伝えることができました。
今回は、
一人一人がそれぞれ、生まれながらに持つ「ことば」、自分の名前を、
その意味をあらわす絵とともに刺繍してもらいました。
まずは自己紹介がてら、
自分の名前の持つ意味や、持たせたい意味を
話してもらったのですが
ひとりひとりのお名前に
ひとつひとつすてきな意味がこめられていて
「私は音の響きだけで意味はないそうなんです」という方も
漢字ひとつひとつの意味をたどっていくと
すてきなイメージが見つかったりして…
やっぱり、名前って特別な「ことば」だなあと思いました。
みなさんが、自分の名前を
自分が考えた図案と選んだ色の糸で
ハンカチに縫いとめていく様子が、
自分とあらためて向き合っているようで
すてきでした。
できあがった図案は
みんな一人一人まったくちがって……
どれも素晴らしいものでした。
その人の名前の由来を知るだけで
ずっと前から友達だったように
身近に感じるから不思議です。
できあがった「ことばハンカチ」が
その方々がこれから先、出会うひとたちとの距離を
縮めてくれたら嬉しいな。
ご参加いただきました皆さま、
ありがとうございました。
教室の最後にあたたかな拍手を頂きましたが、
私こそ、みなさんに拍手を贈りたいです。
現在配布中の東京メトロのフリーペーパー
「メトロミニッツ」さんに
私の刺繍活動が紹介されています。
よかったら見てくださいませ。
そして、そして!!
そのメトロミニッツさん主催で
12月8日(土)にワークショップを行うことになりました!
ワークショップでは、みなさんにご自分の「ことばハンカチ」を作ってもらいます。
でも、どんなことばを刺繍すればいいかわからない…
というかた、ご心配なく!
ワークショップでは、
あなたが生まれながらに持っていることば「自分の名前」を
その名前の意味をあらわすイラストとともに刺繍してもらいます。
名前は上の名前でも下の名前でも、あだ名でもOK。
漢字、ひらがな、アルファベットもご自由に。
ただし、ただの名前入りハンカチにならないように、
自分の名前にどんな意味があるか、
また、どんな意味を持たせたいかを考えて
名前と組みあわせるイラストも刺繍してもらいます。
刺繍初心者も大歓迎。
針や糸なども用意しておきます。
男子も、お友達同士も大歓迎!
場所は西麻布にあるワインバー「バル・コルヴィナス」
刺繍のあとはワインを一杯…なんていうのも
オツでございますw。
応募受付はこちら→
http://www.metromin.net/2012/11/20/6371/
※11月29日応募締め切り
みなさまのご応募、お待ちしております!
1月12日〜16日、西荻窪にあるカドッコというギャラリーで
個展を開催することになりました。
そのDMをカメラマンの武藤奈緒美さんに撮っていただきました。
寒い時期にみなさんをお呼びたてするので
DMは冬がもつ暖かさを表現したいと思っていて。
武藤さんの写真は
きりっとした冬の空気に隠れている毛玉のような暖かさを
映してくれる気がしてお願いしました。
結果は…大成功!
早くも皆さんにお届けするのが楽しみです。
撮影場所は曳舟にあるカフェ「爬虫類館分館」。
お店の一角を貸して下さいました。
かわいくも毒のあるオブジェが並び、
学校の教室みたいな窓が落ち着く不思議な空間です。
そこで流れていたルイ・アームストロングがあまりにも良く、
さっそくツタヤでレンタル。
武藤さん、爬虫類館分館さん、ありがとうございました。
DM、楽しみにしていてください!
爬虫類館分館 http://www.bunkan.com/blog/
武藤奈緒美さんHP http://www.mu-cyo.com/
先日、被災地支援のボランティアをしに行きました。
家族や家や仕事をなくした人々と会いました。
「暑いでしょう」「ありがとう」と言ってくれ、笑ってくれ、
黙って缶コーヒーをおごってくれたおじさんもいました。
なにも聞かなかったけど、
「東京も気をつけなよ」と、
自分の体験を話してくれた人もいました。
会えないひともいました。
話すことがしんどくて、
でも、がんばってメールを返してくれたひと。
ごめんね、って書いてありました。
謝らなくていい。
今、笑えないことも泣けないことも
謝らなくていい。
もう笑えるようになったことも、
泣けるようになったことも
だれにも謝らなくていい。
いつのまにか
が、そのひとに訪れるように
私は時計の針を進めたい
仕事をして、お金を稼いで、
全然関係なく遊んだりもして、
ひまわりの種をまいて、
イチョウの木を見上げて、
そしてまた、岩手に行きます。