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「装苑」6月号に掲載されました!
2017/04/27

本日発売の「装苑」6月号に、「刺繍の特別な自由」という特集で、インタビューを受けました。

「装苑」といえば、憧れの雑誌です。
小学校の頃、デザイナーの叔母に「わたしもデザイナーになる!」と宣言したところ、叔母が東京から毎号読み古した「装苑」と「流行通信」と「オリーヴ」を送ってくれたのでした。
「装苑」の「装苑大賞」にいつか載ることを夢見て、つたないデザイン画を描いていたのが懐かしく思い出されます。

その後、叔母のブランド「硝子絵倶楽部」のスカートが装苑の表紙に使われたときも、自分のことのように誇らしかったです。

その「装苑」に!あの「装苑」に!

お声がけいただいたときは、夢じゃないかと思いました。
担当の編集者さんが、わたしの作品にかける気持ちを一から百、いいえ、それ以上聴き出してくださって、
新たに自分の作品と向き合うこともできました。

本当にとても幸せです。

それとともに、あー、もっとカッコよく、
装苑にふさわしい作品を作っていかなければ!
と思いました。

がんばっちゃいますよ!

装苑 2017年 6月号 (雑誌) https://www.amazon.co.jp/dp/B06XC4NMMG/ref=cm_sw_r_cp_api_2uzazbWRQ3BP9

新しいアトリエ
2017/03/17

新しいアトリエに移りました。

今度はクローゼットの中です。

広いテーブルを買ったので、
また刺繍教室そのうち再開しますね。

ウエルカムボード刺繍
2017/03/17

自分の結婚式のウエルカムボードを
刺繍しました。

手のモチーフが好きです。

ウエディングドレス刺繍
2017/03/17

ウエディングドレスを刺繍しました。(自分の)

ドレスショップHinagikuさんの所で
オーダードレスを作成。
打ち合わせするうちに、「後ろ身頃にわたこさんの刺繍を入れたら?」と提案があり。
レースに刺繍するのはとっても難しかったけど
一生の記念になりました。
合わさった二人の手が花に見えるように。

ドレスショップHinagiku
http://www.siesta-dress.com/

トムヤムクン展
2017/03/16

ドゥアン・ダーオのエマさんの呼びかけにより
「ドゥアン・ダーオのトムヤムクン展」に参加しました。
イラストレーターや作家、アーティストがトムヤムクンをテーマに作品を発表。
私はもちろん、刺繍で参加しました。

ハーブには母から譲り受けたボタンを使用。

https://www.facebook.com/events/1332249406795005/

装丁デビュー
2017/01/19

お久しぶりです。

この度、「1歩を踏み出すための道徳」という本の装丁に
刺繍作品を使っていただきました。

初期の作品ですが、こんな風に使われて
嬉しい限りです。
http://amzn.asia/aGk72e6

新作小説、発売のお知らせ
2016/05/09

明日、5/11に発売となる「早稲田文学」夏号に
私の新作の小説が掲載されます。

私が小説を書こうと思ったきっかけになった作家・角田光代さんにお声がけいただき、このような機会を得ました。

「清さんにお願いがあるの。小説を書いてくれない?」

あの日のあの、夢みたいな言葉。

刷り上がった本を開けたり閉じたりしながら、嬉しさをかみ締めています。

今回、恋愛以外のことを書こうと思いました。
私のような、みっともない人のことを書こうと思いました。

それから「本当のその人」とはどこにあるのか書きたいと思いました。

「こう見られたい」という自己演出が「本当のその人」を隠してしまうのか、
「こうであってほしい」と思う相手の視線が「本当のその人」を偽造してしまうのか、

そうじゃないんじゃないか、と思いました。

「本当のその人」は、
まだらに押したスタンプみたいに
自分の視線・相手の視線の重なりの中心に
ちゃんとあるんじゃないかと。

私たちは、嘘はついてないんじゃないかと。


ちなみに、作家名はわたこと一文字違ってます。
ややこしいですが、
読んでいただけたら嬉しいです。

http://www.bungaku.net/wasebun/magazine/index.html#2016sum

刺繍教室@タイカフェ
2016/04/17

もうだいぶ経ってしまったのですが
刺繍教室をドゥアンダーオというすてきなカフェで
開きました。

お伊勢さんの縁結びの糸がまた活躍。
今年もまた刺繍教室できたらと思います。

ホームページももう少し頑張って更新します。

小説「象のささくれ」朗読会のお知らせ
2015/10/28

以前、「深大寺恋物語大賞」で賞をいただいた小説「象のささくれ」が、朗読会の演目に選ばれました!

11月1日(日)14:00から調布市文化会館にて。なぜかトップバッター!オカリナとのコラボ…?

作品を書いて何年も経ってから、こうして誰かの目に留めてもらえるのは本当に嬉しいことです。
作品を選んでくださった八隅さんという方からとてもすてきなお手紙もいただきました。
深大寺は紅葉の季節。ぜひ、お散歩がてらお出かけください。

https://www.chofu-culture-community.org/forms/info/info.aspx?info_id=4468

私の師について
2015/10/25

ママ(祖母)は、「人は誰でも誰かに見ていてほしいと願っているのよ。私もだから絵を描き、人形を作るの。私の作品は私の代わりに叫んでいるの。ねぇ、私を見て!って」

そう言っていました。

訃報をこのような場で伝えるのは、何も知らない人たちに悲しい気持ちを押し付けることになる。
とんでもない傲慢だとわかってはいますが、

祖母は私の自慢の祖母で、祖母の作品展「ルックアットミー」展をプロデュースしたほどです。

今すこし、祖母の願いつづけた
ルックアットミーを叶えてあげたい。
少しの間、祖母の自慢をさせてください。

私の祖母・清彰子は「私のこと、おばあちゃんなんて呼ばないでね、だって、おばあちゃんじゃないから」と言うので、嫁からも孫からも姪っ子からも「ママ」と呼ばれていました。

ママは私にとって魔法使いでした。
夏休み、ママの家に行くと、操り人形の舞台や、子供用の包丁とまな板、ソフトクリームを作る機械なんかが用意されていて、私は夢中で遊びました。

ママのドレッサーにはカーラーや口紅や、チョコレートの箱に詰められたイヤリングや指輪が何重にも詰まっていて、しかもそれを全部自由に使わせてくれました。

夜は、私が主人公のお話を作って聞かせてくれました。私の茶々によって、お話はくるくると代わり、いつか私は自分の描いた物語をママにお手紙するようになりました。

ママはいつも何か歌を口ずさんでいて、「ほら、踊ってごらん!」といいます。私はママの作ったワンピースを着て、ママのネックレスをつけて、得意になって踊りました。
そのときの写真が残っていますが、私は日焼けして眼鏡をかけたガリガリの猿みたいな女の子で、全然可愛くないのです。
だけどママの魔法にかけられている間、私は自分が外国の映画の中の主人公のような気がしていました。

ママは人形作家で洋裁家で、童話作家で画家でした。

彼女のすべてが、今の私を作ってくれました。

私の美的感覚、ファッション、人生観、なんでも歌にするくせ、どれももとをたどれば、ママがいました。私はママのファンで、ママの弟子でした。

ネイルサロンに初めて連れて行ってくれたのはママ。
恋の相談に「あなた、もう少し寂しそうにしなさい」と言ったのはママ。

これからもうママとデートできないと思うと、とても寂しいです。もう
ママの魔法を味わうことはできない。
できれば未来の私の子どもにも、その魔法をかけて欲しかった。

大げさでなく、時代がひとつ終わった気がします。

優しくて美しいひとが、優しくて美しいまま生きられる時代が、終わってしまった。

私はママのようにはなれない。生まれ備えた優美さは、ママの時代の人々で最後だとおもいます。

ある秋の日、ママと上野公園へ行きました。黄色と緑と赤と、葉の色がさざめいて、息を呑む美しさでした。

そのとき、ママが言った言葉を忘れません。
「ほらね、世界って美しいのよ。私、死ななくってほんと、よかったわ」

戦争や愛する夫との死別を乗り越えたあの人の、この世界に対する最終結論を、私は忘れません。


ママ、私もずっとこれからも、世界は美しいと信じていくよ。
そう信じる魔法をたくさん、ありがとう。


本当にありがとう。



私の師である祖母・彰子が永眠いたしました。

会うたびに「あなたのいま一番夢中になってることはなに?」と聞いたママ。
それにいつでもなにかしら、答えられる自分でいようと思います。


長い、長い、祖母自慢にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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